- 宅建まで気づいたらあと3ヶ月しかない…
- 独学3ヶ月で一発合格できるかな?
- 3ヶ月で合格を目指せるなら頑張りたいけど不安だな…
この記事を見てくださっている方は、きっとこのような悩みをお持ちの方だと思います。
一般的には、宅建に必要な勉強時間は300時間と言われており、1日3~4時間勉強すれば3ヶ月でも合格できる計算です。
そのため6月や7月あたりから勉強を始める人も多く、その中でも手軽に始められる独学はかなり人気。
でも独学で本当に合格できるの…?時間もないのに…?
そんな不安を解消するために、今回は独学3ヶ月でも合格可能なのかを徹底的に解説していきたいと思います。
結論としては、3ヶ月での合格自体は十分可能!ただし、確実に合格したいなら独学より通信講座の方がオススメです。
- 3ヶ月で合格できるのか、理由つきで説明している
- 独学2ヶ月で合格した筆者が実体験をもとに執筆している
そもそも宅建は3ヶ月で合格可能?
冒頭で独学を安易にオススメしないというお話をしましたが、そもそも3ヶ月で合格すること自体は十分可能です。
現に私も2ヶ月、夫も3ヶ月で合格しています!
合格できると断言できる理由は2つあります。
- 期限が短い方が短期集中できるから
- 1日3~4時間確保できれば300時間勉強可能だから
期限が短い方が短期集中できる
そもそも、半年や1年以上かけて勉強すれば必ず合格できるかというとそうではありません。
- 中だるみ
- モチベーションの低下
- 間が空きすぎて内容を忘れてしまう
など、長いスパンならではのデメリットもあります。
そのため、無計画に長時間ダラダラ勉強するよりは短期間で集中したほうが効率よく学習できます。
もちろん長い時間をかけて計画的に勉強している人の方が有利なことに変わりはないですが、短期間でも集中して学習できれば3ヶ月が不利なんてことはないのです。
1日3~4時間確保できれば300時間勉強可能
宅建合格に必要な時間は約300時間(初学者の場合はもう少し必要)と言われています。
1日2時間だと5ヶ月かかりますが、1日3~4時間確保できれば3ヶ月でも十分合格できる計算です。
ただ、時間に余裕がないことには変わりないため、この3ヶ月はできるだけ多くの勉強時間を確保しなければならないということは頭に置いておきましょう。
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以上の理由から、宅建は3ヶ月という短期間でも十分合格可能と言えます。
ただし、これが独学となると『博打』要素が強いです。
独学や資格勉強に慣れている方以外で、
- 勉強がうまくいかず悩んでいる
- でも確実に今年中に絶対合格したい!
という方は通信講座を受講すべき、というのが私の見解です。
次から詳しく解説していきますね。
独学で合格した筆者が『独学を安易に勧めない』理由
私は2020年度の宅建試験に独学2ヶ月で合格しています。
そのため、『ぴよまるみたいな人もいるんだから自分もいけるわ!』と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、大前提として私には
- 小学生のころから10年以上いろんな資格を受験し続けてきた
- 現在まで、数え切れないほどの参考書やノウハウ本を購入して勉強した
- 嫌というほど挫折を味わってきてやっと勉強法を確立した
というバックグラウンドがあります。
何回も失敗してきましたし、そのたびにかけた費用は数えたくもありません…。
ですが、この記事を読んでくださっている方は宅建の勉強に本気で悩んでいる方だと思うので、私も本音で真剣に答えていきますね。
独学をオススメしない理由は3つあります。
- カーナビと地図の差
- ネットの情報に惑わされてしまう
- 途中で十中八九スランプに陥る
カーナビと地図の差
いきなりなんのこっちゃ?って話ですよね。
たとえば、道が複雑で分かりにくい場所に車で向かうとします。
そのとき、カーナビなら勝手に最短で向かえるルートを教えてくれますよね。
ナビが言う通りに進めばある程度速度を保ちながら走行できますし、途中で道を間違えてもすぐに軌道修正してくれます。
このカーナビが、宅建で言う通信講座や通学スクールです。
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対して、ナビがない車だと自分の勘、もしくは地図を片手に運転しなければなりません。
地図を持って運転するというだけで危ないのに、慎重に進むためかなりのノロマ運転です。
(あくまでも例えの話なので、こんな運転は絶対だめですよ!)
しかも、道を間違えてしまったら自分でまた試行錯誤しなければなりません。
これが、宅建でいう独学です。
カーナビに初期投資した分、スクール生たちは効率的に勉強をしながら最短で合格を目指してきます。
独学生が30分かかる道をスクール生は10分で運転し、余った時間をさらに有効活用してきます。
そんなスクール生たちを押しのけて合格しなければなりません。そのため、3ヶ月という限られた時間しかない独学生にとっては修羅の道になりかねないのです。
ネットの情報に惑わされてしまう
独学は常に自分との戦いなので、どうしても「不安」という感情が日に日に大きくなってきます。
しかも3ヶ月しか時間がないので、さらに焦ってしまいがち。
そんなときに、『これをやれば簡単に合格できます!!』なんて甘い宣伝を見たら流されてしまう人も少なくありません。
誤解を恐れずに言うと、そんな簡単に合格できたら誰も苦労しないのです。
中にはすごい人もたくさんいます。独学1ヶ月以内で合格した人や市販の書籍1冊で合格した人、過去問だけで合格した人…もちろんその人達は十分すごいんですが、中には合格していないのに『簡単に合格できました!』と言ってウソの情報を書く人だっているかもしれませんよね。(これは宅建に限った話ではありませんが)
もちろんネットの情報を参考にするなということではありませんよ!
でも、大事なのは『すぐ近道に頼ろうとしないこと』。
短期間で合格を目指すのは苦しい戦いになりますが、しっかり地道に努力してコツコツ頑張れば自ずと結果はついてきます。
メリットだけの甘い話にはご注意を!
途中でだいたいスランプに陥る
独学で勉強を始めると、最初はけっこうスムーズに進むんですよ。
しかし、7月や8月から各スクールの予想模試を受け始めると、
- 今まで頑張ってきたのに思うような成果が出ない
- SNSではみんな良い点を取ってるから焦る…
なんてことが普通にあります。
実際は模試の点数はそこまで気にする必要ないんですが、どうしても気になってしまうものです。
スクールなら決められたカリキュラムに沿って勉強していけばいいですが、独学で一度スランプに陥ると「自分の勉強のなにがダメなの?」と模索するところから始めなければなりません。
人間って、努力しても成果が現れないと挫折しやすいです。
独学はそれが顕著に出やすいですね。
じゃあ3ヶ月で合格を目指すにはどうしたら良い?
ここまで独学の大変さについて長々と語ってきたので、胃が重くなってきた方もいるかもしれません。
結局、3ヶ月で合格を目指すなら
- 独学でベストを尽くす
- 通信講座を利用して最短効率で合格まで導いてもらう
のどちらかになると思います。
もうひとつ通学講座、という手段もありますが、3ヶ月の短期合格を目指すなら以下の観点から非効率なので割愛します。
- どの手段よりも費用が高額
- 家や会社の近くにないと通うのが大変
通信講座で本当に合格を目指せるのか
ここで新たに気になるのが、「果たして本当に通信講座で合格を目指せるのか?」ということ。安い買い物ではないですからね。
現在、宅建の通信講座は全部で20社以上もあるのはご存知でしたか?
それだけあると、さすがに講座の質もピンキリです。
料金も、平均は8万円ほどですが、下は1万円台から上は20万円近くする講座だってあります。
その中でも独学生の悩みを解決できる通信講座を探すとなるとかなり限られてきますが、今まで22の資格を取得してきた私のおすすめは『フォーサイト』と『スタディング』です。
フォーサイト|合格率82%&不合格なら全額返金保証つき
通信講座の中でも圧倒的な合格率を誇るのがフォーサイト。
宅建は10人中8人以上が不合格になるのに対し、フォーサイトの受講生なら10人中8人以上が合格になるという計算です。
それだけ合格率に自信があるため、不合格なら全額返金しますという太っ腹な保証もついています。
不合格でも費用が実質タダになるというのは独学生にとっても大きなメリットになるのではないでしょうか。
万が一でもお金が返ってくるという安心感があれば、メンタル面でも落ち着いて勉強できますね。
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スタディング|業界最安値の14,690円~高コスパ◎
スタディングはフォーサイトのように返金保証はありませんが、その代わり料金が14,690円~とかなり激安なのが特徴的!
私は独学で2万円ほど費用がかかったので、それよりも通信講座のほうが安く済むのは衝撃的すぎました…
安すぎるのでサービス内容が気になるところですが、むしろ他のスクールよりも機能が充実しています。
教材全てがデジタルなので、忙しくてなかなか机に向かえない方や紙媒体が苦手な人には特にオススメなスクールです。
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アガルート|質問回数無制限&合格時に全額返金保証つき
アガルートが他のスクールと違う特徴はなんといっても「質問回数が無制限」なところ。
しかも、会社のスタッフではなく講師に直接聞くことができるんです。
他のスクールは質問回数に制限を設けていることが多いため、困った時にいつでも講師から教えてもらえるのは大きいポイントですね。
合格すると費用を全額返金してもらえるのも嬉しい!
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3ヶ月で宅建に合格するためにまずやるべきこと
ここまで、3ヶ月での合格自体は十分可能だが独学はあまりオススメできませんよ、というお話をしてきました。
ただ、深く悩みすぎても時間は待ってくれないので今からやるべきことをざっくり解説していきます!
独学か通信講座かをなるべく早く決めて勉強を開始する
まずは学習手段を早急に決めて、なるべく早く勉強に取り掛かること。
私は勉強を開始したのが2ヶ月前からだったので、毎日必死でした…。(心に余裕を持って勉強するなら1日も早くスタートしたほうがいいです。)
ちなみに3ヶ月という短期間での独学が向いているのはこんな人。
- 平日3~4時間、休日は6時間以上の勉強時間を確保できる人
- 長時間、集中して勉強できる人
- 法律系の知識や資格勉強経験がある人
- 分からないところは自分で調べて解決できる人
もちろん、これに当てはまらなくても独学で合格できてしまう人はいます。
ただ、「より確実に」合格を狙うなら、上記以外の人は通信講座をオススメします。
結局どちらを選んでも、勉強するかしないかは自分次第です。後悔のない選択をしましょうね!
スマホやゲームなど、娯楽を視界から消す
これは独学でも通信講座でも言えることですが、視界にスマホやゲームなどの娯楽が入るとどうしても気になって触ってしまいます。
勉強の1時間は長く感じますが、スマホの1時間はあっという間。貴重な時間を無駄にしないためにも、勉強するときは娯楽を視界に置かないようにしましょう。
3ヶ月で合格したぴよまるの夫は、合格するまでスマホから娯楽アプリを全てアンインストールしていました。
量だけでなく質も重視して勉強する
よくありがちなのが、「過去問を○周もしました」という量重視の勉強。
いくらたくさん量をこなしても、勉強の中身が薄ければ意味がありません。
3ヶ月で合格を目指すなら、いかに限られた時間で質のいい勉強ができるかが勝負の分かれ目です。
私が質を気にしてやっていた勉強法については以下に記載しておりますので、独学や通信講座の方もぜひ参考にしてみてください。私が2ヶ月間、何を意識して勉強してきたかを解説しています。
SNSで勉強仲間を見つける
モチベーションを維持するために有効なのは、SNSで積極的に勉強仲間(ライバル)を見つけること。
1人で勉強していると、どうしても途中でやる気が下がってきてしまいます。
そんなときでも勉強仲間がいれば励まし合うこともできますし、模試の点数を比較し合えば「負けてられないな」とやる気アップにも繋がりますよ。
TwitterやLINEのオープンチャットなど、宅建の仲間を増やすツールはたくさんありますのでぜひ探してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は独学3ヶ月で宅建に合格可能かどうか、詳しく解説しました。
結論としては、「3ヶ月で合格すること自体は十分可能。ただ、より確実に合格を目指すなら独学より通信講座がオススメ」です。
どちらにせよ、独学か通信講座かを決めたならあとはひたすら進むのみ!
3ヶ月という短い時間を無駄にしないように、1日1日を有意義に過ごしてくださいね。
ほなまた!